防爆高圧ガス保安協会受検品
～ 安価な量産型から特殊設計品まで幅広いバリエーション ～
取り付けイメージ
| 型式 | QH型 高周波吸収自動補正・直列共振タイプ（耐付着型） QS型 超高感度・並列共振タイプ（耐静電気型） |
|---|---|
| 防爆仕様 | SH型 本質安全防爆構造ExiaII CT5(TIIS) 耐圧防爆構造(ATEX) |
主要用途
- 液面,粉面
- 界面
- 分液
- 泡面
- 泡を無視して液面検出
- 高導電性付着にはアドミッタンス式(AD型)
カーボンスラリー、海底土砂(鉱物含有)
汚泥、海水(ミネラル付着)
金属粉スラリー、半導体など
特長
QH、SH型
- 導電性・絶縁性どちらの測定物も検出可能
- 導電性測定物の付着や堆積による誤動作を回避する「自動補正機能」
- 感度ダイヤルを回すだけで、感度設定が可能
また、検出感度切り替えスイッチにより、広範囲の測定が可能 - 窒素封入型リレーを使用
- 駆動部がなく長寿命
- Φ60小型ヘッドケース(SUS製、アルミ製)
QS型
- 超高感度アンプを使用しているため、高絶縁体の測定に適する
- 高所や狭所に設置されたタンク向けの「分離型」は、アンプ側に装着されたメーターを
見ながらパネル側で調整可能 - 制御盤側での集中管理が容易
- 電源電圧変動に対し万全の処置
- 振動に強い
- SETボリュームを回すだけで、測定物に応じた感度設定が可能
仕様
| サニタリー仕様： | #400バフ仕上げ相当 電解研磨 不動態化処理 耐結露処理 IDFサニタリーへルール/シート・ナット取付 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 動作原理： | 発振回路と検出部から構成される。 測定物と空気の静電容量が大きく異なるため、接液・接粉による静電容量の変化を電気信号に変換し、リレーを作動させる。 | |||||||
| その他の特長： |
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| 接液部材質： | SUS304,SUS316, SUS316L,PVC,耐熱性PVC,テフロン,FRP,FEP,PFA, チタン,ハステロイB,ハステロイC276,ニッケル,タンタル,セラミック,グラスライニング,SS400など | |||||||
| 使用温度： | 最大 500℃ (個別設計により可能) | |||||||
| 耐圧： | 最大 25MPa (個別設計により可能) | |||||||
| 入力電源： |
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| 出力： | リレー接点(AC250V / DC30V,5A),トランジスタ | |||||||
| 標準取付寸法： | フランジ JIS5K/25A, １”PTネジ, IDFへルール（1.5S, 2S）など |
※注1：
KHK受検用に必要ドキュメント(強度計算書、試験成績書、ミルシート)だけご用意せさていただくこともできます。
※注2：
タンク内容物に静電気が帯電すると、静電気はレベルスイッチの検知電極から接地電極へ、取付フランジまたは、取付ネジからタンクアースへと流れます。アースラインが配線できる場合、アース配線に流すこともできます。 このことは、静電気爆発の防止に大変有効です。
感度の説明
| 型式 | アンプ感度 | 最高検出能力 | 測定物 |
|---|---|---|---|
| QS | X： 高感度 | 0.1pF | 超絶縁性粉粒体～導電性液体 |
| QH/SH | X： 高感度 | 0.5pF | 絶縁性粉粒体～高粘度導電性液体 |
| QS/QH/SH | B： 広域感度 | 3pF～2Ω | 導電性液 |
測定物例
| 電気特性 | 低 ← | 導電性 | → 高 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| ∞Ω ← | 抵抗値 | → 2Ω | ||||
| 液体 | 原油・重油 石油系オイル トルエン メタノール アセトン トランス油 ワニス 樹脂濃溶液 溶剤 塗料 シリコンオイル グリス アスファルト 油・バター チョコレート 液糖 純水 |
ウレタン アルコール ビール 生クリーム |
アンモニア 屎尿 水性塗料 豆乳 化粧クリーム 水 |
水性ワックス スラリー 牛乳 パルプ |
アルカリ 苛性ソーダ 塩酸・硫酸 界面活性剤 シャンプー リンス 石灰乳 消石灰溶液 電解液 |
味噌 魚肉のミンチ ソース 汚泥 脱水ケーキ 家畜排水 |
| 粉・粒体 | 樹脂ペレット 塩ビパウダー ポリエステルペレット ナイロンチップ 米・麦・ごま 砂糖 コーン 澱粉 石灰・灰・砂 酸化鉄粉 粉石鹸 |
カーボン 金属粉 |
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| 適合機種 | ||||||
| 高 ← | 感度 | → 低 | ||||
| QH型 SH型（防爆） |
← | 測定可能 | → | |||
| QS型 | ← | 測定可能 | → | |||
型式
図面PDF
